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こちらは雑食サイトです そのうちサイト名が変わるかも。 ひとまず始めての方は 道標へ行ってください 荒らしは回れ右です。 BLの意味がわからない、とか BLなんて嫌いな方は 無暗に入って後悔しないように・・・
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「な、な。秋一、紅葉っておもろいんで。」

にっと笑って180度回転をする。

「横から見るんと濃い赤にしか見えんけどな、下からみると違うんやよ」

「ふぅん。紅葉なんてみて面白いか。」

「あれだな、うん。城田は風流がわかんないんだよ。」

野球帽で口元を隠して高井が言う。

「お前はどうなんだよ。高井。」

「おれ?おれは好きだぜ、紅葉。赤いもん。」

「じゃぁ、高井は下から紅葉見たら怒るで、きっと。」

ふたりがけらけら笑いながら話すのを眺める。

「あ、ほんとだ。黄色になった。」

そういっているのを聞いてそっと息を吐いた。

「なんだかな、テスト期間中になにやってんだろうな。」

「紅葉観賞だろ、見ての通り。」

「あ。でも、赤点とると部活でれんとちがう?」

松下が口を挟みくすっと笑う。

「えー、それはやだ。野球早くやりたい、。
あ、城田キャッチボールやろうぜ。交代で松下もな。」

明るく高井が笑った。


+++++++++

途中。創作メモ。

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「おれ、大人って嫌いなんだ。」

小さい声で鋭く言った。
酷く拒絶を含んだ声だった。

「親も教師も、皆大嫌い。だってうっとうしいもん。
わかったふうにいけしゃあしゃあと。でも監督はそれなりにいいかな。」

口調こそ軽いが硬い声だ。
それに、と付け加えた。

「大人には勝てないから嫌い。」

そうだ、大人には勝てない。
考えも誤魔化しも精神面で大人に勝てない。
でも、

「それは大人が悪いんじゃないだろ。」

「そりゃぁね。気付いてないもんね、嫌われてんの。」

それから薄く笑みを浮かべた。

「わりとさ、城田って苦労してないタイプだろ。
運動できるし、性格良いし、勉強できるし、ルックスもそれなりだし。」

だからだよ、と笑った。

「だから城田は大人が嫌いになんなかったんだよ。
きっと、松下だっておれと同じ心境だと思うぜ。」

目元からコロリと笑みを消して言った。

「以上情報提供終了。帰ろうぜ。」

いつものように笑っている高井を見る。
結局要点は話されたのだろうか。
余計な部分だけを聞かされた気がするし、
松下や高井の本質の欠片を見せ付けられたような気もする。

なにか、ゾッとした。
普通あそこまで人を拒絶するか、そう思った。
高井が今さっき垣間見せた大人への拒絶は酷く冷たいものだった。
自分も松下に拒絶をされた。つい最近の話だ。
あの拒絶はどれくらいのものだったか思い出せない。
いや、思い出したくないだけか。

ひとまず、もう一度会わなければ何もわからないようだった。


++++++++++++++++++

創作文のメモ。
高井くんと城田くんはあまり強くない高校の野球部1年です。
最初はバスケか何かにしようとしたんだけど、ばってりと
ルールが怪しいからなしにしました。

でわ。

ほんのり、BL?
過激じゃあないです、てか書けない。



雪が降りそうな道を並んで歩く。
生憎とまだ雪は降りそうにない空を舌打混じりに睨んだ。
俯いて歩くキャップを被った頭を見やる。
薄紫の大きいセーターの袖からはみ出した指先はほんのり赤い。
何色かわからない色だ。
曖昧、あいまい、中途半端な色。
今日の空と同じ、曖昧な色はあまり好きじゃない。
特に灰色だとか、パステルカラーは苛苛とした。
隣を歩くキャップの紺色が目に入る。無地の紺色。
紺色は好きだな、暗い曖昧な色は好きだ。藍色だとか。
無言で歩く。喧嘩をしたんだった。

雪が降るといい、

隣で俯く彼は言った。それがキッカケ。
自分は雪が嫌いだった、寒いし、濡れるし。
何より空の色に頭がきてしかたなかった。
いつからか降ってくる雪が灰色に見えた。いつからだろう。
忘れてしまったけれど。
隣にいる彼は聡明な黒い瞳を子供のように輝かした。
雪合戦をやろうだとか、雪達磨だとか、子供のようにいう。
何故かその純粋な瞳に頭がきてキャップの後頭をはたいた。
それも手加減なしで。自分が悪いのは知っている。

キャップの頭が少し上下して鼻を啜る音がする。

あ、泣いた。

不謹慎な事にそんなことを思った。
人懐っこい彼は沈黙に耐え切れなかったんだろうか、
少し歩く速度が早くなった。振り切って帰る気か。
そう思い後に垂れ下がっているマフラーをグッと引っ張る。
それでも彼は歩こうとしてマフラーを前から押さえている。
自分も動かないから進歩なしだ。
それでも頑張るものだから不意打ちでパッとマフラーをはなした。
案の定前につんのめる。その隙に無防備な手を掴んだ。
指先の曖昧な色とは裏腹にその手は冷たかった。
ほんのりと赤い頬をして振り向く。目も赤い。
視線に気づいたのか空いている片手でキャップをにぎる。
ふぅ、と彼はそっと息をキャップを掴んでいた手をはずす。
目は赤いけれど涙は浮かんでない。思わず安堵した。

さぁ、かえろ。

ほんのり赤い顔で呟いた。ちょっと浮かんだ微笑。
顔と同じでほんのり赤い手を包み込んでその手の甲にキスをする。
彼は沈黙して顔を今まで以上に赤くする。
そうそう、それぐらいハッキリした色がいい。
自分より数cm小さい背が俯いてもっと小さく見える。
また曖昧に戻った頬っぺにキスをしたらどうなるかな、
握ったままの手を自分のポケットに突っ込んでそう1人思った。

結果はしってるけれど。


end
うっわ、恥ず。自分で書いといてアレだけど。
元々は夜書いてた詩が原型。
最後の部分ね。
最初ばってりで瑞海で書こう、そう思ってたんですが
偽者街道甚だしいのでやめました、
イメージはあのふたりだけどね、


何をやってるんだと思ったものだ。
人が死のうとしているのを
ただ平然と見ていられる自分にも驚いたが。
ひとまず、普通の人だったらどうするか、
そう考えてみた。
・・・・・・止める、よな。
変に刺激されて斬りかかってくる相手でもない。
だって、今目の前にいる自殺志望者は
今年中学三年生になって夏休みを迎えた後輩だ。
自分が美術部の部長に仕立てあげてやった。
それが重みだったのだろうか。いや、まさか。
カッターの刃を仕舞って筆を持ち直す。

「何やってるんです、松下先輩。」

「様子見だよ、今来たんだ。」

「先輩、嘘つきは嫌いです。」

笑った笑顔は張りぼてで生気を感じない。
あー、確か。美術準備室にそんな日本人形あったな。

「未だにさ、お前に先輩って言われるの慣れないや。」

「俺だって慣れませんよ、光季くん。」

わざと名前で呼んでみたんだろうか。

「あれ、今日は達っちゃんはいないのか、」

「あー、あんたがくるって解った途端逃げたよ、」

どうせ、教師はいないし相手は卒業生だ。
そう思い敬語をやめた。
達っちゃんというのは親友(仮)だ。
本名は達樹というが今はそんなことどうでもいい。

「だって夏休みだろう、達っちゃん、ここの部活じゃないし。」

「うん、スクータ弄ってるだろ。だから音がわかるわけさ。」

「でさ、兄貴帰ってきてんよ。」

「だろうね、光夜くん元気、」

そう話しつつ相手の顔を窺った。
とても、自分の手首にカッターの刃を向けていたとは
思えない態度だ。

あの黒い瞳の中は闇だ。
真っ黒く真っ白い闇なのだ。



私は自転車を漕いだ。
それはもう必死で、本屋へ向かってたのだ。
ほしい本が三冊ほど、ある。
買えるうちに買ってしまおう、
それが私の心内だった。
最近の私の人格を作り上げたのは
どう贔屓目で見ても本たちだろう。
そういう私自身も物語を書き記している。
他者からの評価はいいとして楽しい事だ。
叶うかは未来の闇の中だが出来るなら
自分の好きな事を職業としたい、
まぁ、今はまだささやかな願いでしかない。
夢となるのはまだ先のことなのだ。
さて、自転車を漕いで少し遠い本屋へ向かう。
最寄の本屋もあるがそこには探している本はないのだ。
だから私はこうして自転車を漕ぎ進めている。
久久に自転車で長距離を走る。
最近家の中に篭り本を読み小説を書く日々を送っていた。
それが楽しみなのだから仕方がない。
何はともあれ本屋には着いた。
さぁ、本を探そう。
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