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↓から少年陰陽師の初小説デス。CPは多分昌彰になるはず。
~君の心荒れることなかれ~
「お帰りなさい。昌浩・・・・もっくんは?」
そう問えばムスッとしてそっぽを向く。
「喧嘩・・したの?」
彰子に顔を覗き込まれて昌浩は、口を開く。
「もっくんが、悪いんだい。」
烏帽子を鬱陶しそうにとって首の後ろで括る。
「原因は?」
原因は知らないが、この2人が一緒にいないと違和感があるのだ。
「え・・・。・・・・・・・・。」
「だから、原因は・・?」
「・・・・・・・・なんだっけ?」
その言葉を聞いてクスクスと笑う。
「彰子?」
「2人ともそれだけ些細なことで喧嘩したのね。」
そういってひとしきり笑ってから口を開く。
「もっくんのこと置いて来ちゃったんでしょう?」
「うん。もっくんが不貞寝してるうちに。」
いまさらになって罪悪感が沸いてきたのかしゅんとして言う。それを見て笑う。
「昌浩は、もっくんのこと好きなのねぇ・・。」
「?俺、彰子も好きだし皆大切だよ?」
そう言われ、かぁ・・・と彰子の顔が紅くなる。・・もしこの2人以外がこの場に居たら‘青春だねぇ‘と呟き退散していただろう。
「彰子?俺、変な事言った?」
そう言って自分の言った言葉を手繰り寄せる。・・・・・彰子も好きだし・・・・。
「え・・あ・・その・・彰子・・?」
両者負けず劣らずの紅顔である。
「もっ・・もっくんのこと・・」
「俺がなんだ?晴明の孫よ。」
「わぁっ・・!いつのまに・・それと孫言うな、物の怪のもっくんっ!」
ガッと物の怪を引っつかんで言う。
「もっくん言うな。孫っ!」
「孫、孫いうな!」
それを見て彰子は思う喧嘩の理由は目の前のこれだろうと。まぁ・・ひとまず一件落着だ。この喧嘩は挨拶行事だから喧嘩の理由には計算されないのだろう。この2人はやはり一緒にいるのが一番いい。だから君のその心荒れることなかれ。
END
あとがき
初少年陰陽師小説・・どうだったでしょうか・・?初めっから総受を書く勇気はありませんでした。コメント入れてくれると嬉しいです。この小説は、フリーです♪お持ち帰りする方は連絡いれてくださいね。
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又の名の読み方も;