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初の桃組小説です。CPは咲祐(のはず。)
たからもの。
さぁ・・此処はどこだ。転校してきてそれなりになるが、この学園は広すぎる。そんな考えを巡らせてひとまず歩く。そして迷う。・・・・・矛盾だ・・・。本気でここは学園か?と思うところに着いてしまった。
「うぅ・・・・」
低く低ーく唸って祐喜を面白げに見ている人影が1つ。
「あいつは・・・慣れるまで送り迎えしたほうがいいんじゃねぇか?」
クスクスと楽しげに笑って言う。最初は、ちゃんとした寮へ向かう道を向っていた。だが、途中で脱線・・中略・・・今に至る。
「そろそろ助けてやるか。・・・辿り着きそうにないし。」
そうして迷子に声を掛ける。
「咲羽っ!何でこんなところに?」
「それは、俺の言葉だろ・・?まぁ、本音をいうと後ろ付けてたんだけど。」
そう言われ驚いたような顔からぶすくれたような顔になる。
「お前面白がってたろ?!」
「当たり前だろ?・・・それより雨降りそうだから帰ろうぜ。」
そう言って手を差し伸べる。なかなかその手を取らない祐喜を振り向く。
「祐喜?」
「咲羽ってさ。よく恥ずかしいこと言ったりやったり出来るね?」
そういつつも伸ばされた手を取る。一方の咲羽はまた楽しそうに笑う。
「そりゃぁ俺は、お前のこと好きだからな。」
また人の気も知らないでそんなことを言う。・・もしくは知ってて言ってるのか。
「それ・・本気?」
「本気じゃなかったらなにがあるんだ?」
そんなことを笑顔をで言ってのける。恥ずかしいったらありゃしない。つないだ手から疾走している心臓の音が聞こえないか自分は心配で堪らないのに。
「お前やっぱ可愛いなぁ。」
「俺は男。そういうことは女の子に言えって。」
恥ずかしくてそう言えば振り向いてにっと笑う。
「お前にいうから意味があるんだよ。」
そういってから思い出したように言う。
「どうしたの?」
「ただ、もう迷うなよ?」
迷いたくなくても迷ってしまう場合はどうすればいいんだろうか。
「まぁ・・迷っても見つけるけどな。」
その言葉が嬉しい。ずぅっと言われた事なんてなかったから。だから素直に出てくるよ。
「・・・ありがとう。」
その笑顔が俺の宝物。だからどんなところに居ても探し出すよ。繋いだ手の温もりが消えないようにずっと繋がっていられるように、今願う。
END
あとがき・・・・
書いてて恥ずかしくなってきたこの小説・・・せっかくなのでフリーです。どうぞもって帰ってください。(棒読み)でも連絡して下さいね。コメント入れてくれると嬉しいです
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