手を伸ばして

手を伸ばして

何かを掴めたら

僕は変われるかな、

本音を言うとね

今、何にも聞きたくないんだけどね

深い不快

むしゃくしゃ、して気持ち悪い
自分のズレを感じたり
何よりもね、頭にくるのは、

勿論ただの自分勝手の自己中なのは知ってるけど


あんだけね、仲良くしてたのに
あんなに一緒にいたのにね
まるで最初からいなかったように振舞われてるのが、
何より何より頭にくるの、こっちだって裏切られた気分よ、
だからお互いに夢だったと、幻だったと思いましょ、
それが人間って割り切れるの、
何度、幻だとか、夢だとか、そう思っても
なかなか、そう。割り切れない。

あの子達に私は必要なかったのかな、
そう漏らすと悪友は妙な慰めをくれるけど
必要なかったのかな、
私はなんだったんだろう、なんて思うの、
いまの状況を見るとね
今までの全てを疑いたくなっちゃう

私が馬鹿だったと思ってっていい、
そうしたら、もういいやって思えるから

もういいや、って思えたらね
深い深ぁい不快と憎しみだけを向けるから

マボロシだったの、

幻だったんだよね、

きっと幻だったんだよね、

あの頃の笑顔も声も、

きっと幻、

きっときっとね

誰かそういってよ

狂ってると思った、

不意に仲のよかった子の背中を見てて

その背中に何かを突き立てられたら、なんて思って

ゾッとしてから、どうしたと思う？

笑ったんだよ

それは、それは

今までの中で一番綺麗な笑顔だったと思うんだよ、

そのときばかりは自分が狂ってると思ったよ、

チビ詩ワラワラ。・。+

伸びた爪

短くなった爪を伸ばしてみた
なんだか、歪で情けない
でもね、
どこか照れくさくて
あの人は気付いてくれるかなって
少しだけ想ったの、

+++++少し女の子っぽく、爪伸ばし中


数学

カリカリカリカリ
シャーペンを必死に動かして
嫌いな計算を解いていくの、
クルリ、クルリ
丸つけてがっかりする
必死にやっても半分間違ってって
ちょっと泣きたくなりながら
また、解いてくの、
だって、だってね。

+++++++計算問題は丸付けのたんびに凹みます

行き当たりバッタリ

地球が回って、
僕も回ってって
行き当たりバッタリかな、なんて
ガラにもなく思ったりした
僕がいなくなっても
あの子達は笑ってる、
僕もあの子達がいなくたって笑ってる
それが少し落ち込んで
その倍近く可笑しくてわらってしまった
僕がいなくても平気
あの子がいなくても平気
だったら
前までの日常は仄かな行き当たりバッタリ、

++++++++++こんなこと思ったりする。