丸い世界の端っこ

この世界は丸いわけで

昔々の偉い人がそうやって言ったわけで、

世界は丸くて端っこなんてないのに

端っこを探してもがいていたのは

紛れもない自分かもしれない

世界は丸くて、

心は角ばかりで、

それは変われない事実でありまして、

何があーで、何がこーとか、

そうやって言ったって

僕が世界の端っこを探すのは

自虐行為か、それとも自己防衛か、

そんなの知らなくていい、

そうやって目を逸らしてたいんです、

ひとまず、今は。

明日も、その明日も、

きっとね、

僕がいなくても、いても

この世界は変わらずに回ってくよね

それじゃ、いけないって言う人がいたら

僕は苦笑いを浮かべることしか出来ないよ

だって

ひとつの大きな出来事で

世界が止まったら

僕らは生きてなんかいけない

だから明日も、そのまた明日も

繰り返す世界は回ってって

見てたんです、

ずっと前から見てたんです

綺麗な幻をみてたんです

言ってから思うけど、

それはホントに幻だったのかな、

そう捨てた後に思ったりするんだ

みてたんです、何かを見てたんですよ、

捨てた後に気付いてみたんです

幻でも、幻想でも、何でもいいからね、

傍に何か、誰か、あってほしいってね、

それでも、そう思っても

みてるんです、誰かを、何かを、

１人でみてるんです、今は、

もうホントに。

僕が知ってる言葉じゃ言えないくらいにね、

愛してるって思うんだ、

何に対してそう思うのかはわかんないんだけど、

ホントにありがとうっておもうんだ、

何回、

何回話したらわかってくれる

わかってるか、わかってないか

僕にはわからないけど

どうしてこっちに来ようとするの、

直接では絶対自分から来ないくせに、

顔が見えるものでは僕が悪い見たく罵ったくせに

なんで顔が見えないものでは近づこうとするの、

何回そうやって僕をかき乱せばそのことに気づくの、